尚、クロスポイントについては、その性格上2点の入力を使用します。私の場合は色違いの照光式スイッチを使用しています。ヤードの制御は、押されたスイッチだけの照明を点灯し他のスイッチの照明は消灯します。ポイントのコイルは、押されたスイッチのヤードに列車を導くようにコイルに通電します。
線路のどこにスイッチを配置し、列車をどう導くかよく検討なさってください。その際に私のコントローラのパネルも参考になさってください。この事前調査を入念に行ってプログラムを作成する段階で誤りを発見するようなことが無きようご注意ください。皆さん!ポイントの自動化をご検討ください。
(2013年9月17日追加記事)
TOMIX総合ガイド(2012-2013年版)(7034)のP426に「レールの規格と使い方」の説明があります。そして、「トミックスお客様相談室」で、確認したところポイントの茶線がプラスで、白線入りの線がマイナスと教えていただきました。この極性で電圧12Vを1秒間印加すると、列車は右側に曲がる方向に切り替わると教わりました。KATOに関しては、分かりませんとの回答でした。正確に電圧の印加方向を確認するには個々のポイント別に現物で確認するしかないようです。これを確認することがポイント制御の最初の工程になります。
①「ポイントコントロールボックス」からポイントのコネクタを抜いてください。
②「ポイントコントロールボックス」のコネクターにクリップを伸ばした物をさしこんで、デジタルテスターを接続します。ショートにご注意ください。
③レバーをゆっくり動かして、電圧の極性を確認してください。手前に倒すときと奥に倒すときで極性が逆になります。この確認は1ヶ所行えばOKです。この確認でメーカーや機種ごとの違いによる間違いの発生を防止できます。
④電圧の極性が確認できたら、コネクタを元にもどし、手前に倒すときと奥に倒すときの全てのポイント位置を記録していきます。
これで、全てのポイントのコイルの2本のリード線の色と加える電圧の極性を把握することが出来ました。したがって、前記の1回路2接点のリレー1とリレー2のどちらを操作すれば、ポイントがどちらに切替わるか把握できたと思います。