今回ホームページで紹介するレイアウトは、私にとって3番目の製作になります。1番目はベニヤ板1枚の大きさで、HOゲージのレイアウトでした。EB級の電気機関車を走らせていました。2番目は、やはりベニヤ板1枚の大きさで、Nゲージの車両を一度に2編成運転することが出来ましたが、すぐに大きなレイアウトを製作したいと思うようになりました。 3番目は、これから紹介するレイアウトです。レイアウトを製作したいがスペースが無くあきらめておられる方もいらっしゃるかもしれません。ふだんは立てかけておくのも一つの方法です。私の場合は極めて恵まれている方だと思いますが、一部屋をレイアウトの専用に使っています。レイアウトの大きさは、奥行き1.2m、巾3.6mで、畳約3枚分です。固定レイアウトは、運転したいときにすぐ運転できるのでとても便利です。私の場合は、写真のように使わないときはカーテンをしめて防塵対策としていますが、これは非常に効果があります。
レイアウト製作の際に実施したいことが何点かありました。 ①レイアウトを照らすライトをつける。「白熱球」以外に「赤色球」「黄色球」で、夕焼けを演出できるようにする。 ②ポイントの切替をシンプルな操作で行えるようにする。特にヤードへの入出線時には、ワンタッチでポイントを切替える。 ③列車の走行には操作盤内の電源と外部電源の2系統の電源を使えるようにする。 ④景観よりも車両を走らせるのに都合良い線路配置にする。 ⑤車両の走行音が響かないように対策を行う。 上記の条件を満足するようにレイアウトの設計を行いました。