圧着端子
 

端子台を使用したり、PLC(シーケンサ)の端子台に電線を接続するときは、圧着端子を使用します。圧着端子をネジ止めするタイプによって、

①丸形端子 (AC100V、200Vが加わる端子用です。)
②Y型端子 (低圧回路によく使用されます。)

がありますが、さらに「カシメ部」が裸の端子と被覆されたタイプに分類されます。

線と線を接続する「エンドキャップ」や筒状の「スリーブ」も存在します。

圧着端子の圧着は、「圧着工具」を使用します。正式な「圧着工具」は、非常の高価なので、簡易型の「圧着工具」を使用するケースが多いと思われますが、この場合は「カシメ部」が裸の端子を使用します。そして、圧着部をマークチューブ等で被覆します。 圧着端子を選ぶ際の注意点ですが、

①端子台のネジの太さを確認すること
②圧着端子のネジ部外形の幅が端子台のネジ部分の幅より小さいこと
③線材の導電部の太さと圧着端子の線材のカシメ部が適合すること

などが挙げられます。圧着工具のカシメ部の選択を間違えないように注意しながら、作業を行ってください。圧着が強すぎると線材がちぎれてしまうことがあります。又、緩すぎると簡単に抜けてしまうことがあります。
圧着端子のメーカーも何社かありますが、DIY等で入手性の良い「ニチフ」をご使用になったら宜しいかと思います。以下に資料を記載しますのでご参考になさってください。

形状および寸法は下記の資料の通りです。参考にしてください。尚、資料は、Web資料を流用させていただきました。


「圧着端子とは」へ移動


「圧着端子の正しい圧着方法」へ移動


電子回路工作入門


inserted by FC2 system